三好 貴士 (Takashi Miyoshi)
ベースボール・マネージャー/コーチ/プロデューサー
【生年月日】: 1978年6月8日
【出身地】: 神奈川県
メジャーリーグベースボール(以後MLB)に大きな憧れを抱くようになり、高校卒業と同時に単身渡米。
MLBでプレーすることを目標に、10年間にわたりアメリカ・カナダ・オーストラリアにて挑戦を続け、海外を渡り歩く。
言葉が通じない中、ひたすらプレーできる環境を探し求めた結果、大学、セミプロ、海外プロ野球リーグにおいてプレーをし、‘04年のオクレア・キャバリアーズではシーズン首位打者のタイトルを獲得。
‘05年に一度現役を退くも、大きな後悔をグランドに残したと4年ぶりに現役復帰を決意。‘09年にアメリカのアリゾナで行われていたウィンターリーグに参加し、プロ契約を勝ち取った。
チームの監督を務めていた※ダレル・エバンスから野球に対する情熱と姿勢を評価され、日本人としては初めてダレル・エバンスのもとでアメリカのプロ野球であるゴールデンベースボールリーグ傘下のビクトリア・シールズにて‘‘アシスタント・コーチ(兼選手)‘‘としてシーズンを過ごす。その後、同監督からカリフォルニア・ウィンターリーグ(以後CWL)にインストラクターとして参加することを正式に要請された。
2010~2016年に行われたCWLではメジャーリーグで活躍をしたダレル・エバンス(メジャー実働21年、1984年ワールドシリーズ制覇、通産414本塁打)、ティム・ジョンソン(メジャー実働7年、1998年トロント・ブルージェイズ監督)、マック鈴木(メジャー実働7年、日本プロ野球界を経由しない初のメジャーリーガー)グレッグ・カードレッド(メジャー実働13年)、 ジョン・ウォードン(1968年ワールドシリーズ制覇)、ディナ・ウィリアムス(1989年にメジャーデビュー/シアトル・マリナーズ組織にて12年間コーチを務める)らの中で、コチェラバリー・スノーバーズなどの監督・コーチを務めた経歴を持つ。
2011年シーズンはアメリカプロ野球リーグの1つであるキャナムリーグに属するブロンクトン・ロックスにて※ビル・バックナー監督のもとで1塁コーチなどを務めた。また、2012年シーズンはアメリカプロ野球リーグの1つであるアメリカンアソシエーションリーグに所属するスーシティー・エクスプロラーズにて※スタン・クライバーン監督のもとで1塁コーチを務めている。2013年は同リーグに属するグランドプレーリー・エアホッグスにて内野守備コーチを務め、チームの南地区優勝に貢献した。2014年は前年同様エアホッグスにて内野守備/1塁コーチを務め、シーズン終盤には3塁コーチも兼務した。アメリカンアソシエーションリーグにて3塁コーチを務めた初の日本人となった。
2015年シーズンはアメリカプロ野球リーグの1つであるパシフィック・アソシエーション・リーグパシフィックアソシエーションリーグに所属するソノマ・ストンパーズにてシーズン前半戦は3塁コーチを務めたが、チーム監督の解任を受けて7月11日より代行監督を務め、13日より正式にストンパーズの監督に昇格した。日本のプロ野球を経験せずにアメリカプロ野球の監督に就任した初の日本人となった。2016年シーズンは同チームの監督として前期、(23勝16敗)後期(24勝15敗)を制し、シーズンを通して47勝31敗を記録した。プレーオフなしの完全優勝はリーグ史上初の快挙。また、アメリカプロ野球において日本人監督としては初めてチャンピオンリングを獲得し、シーズン終了後にはリーグのマネージャー・オブザ・イヤー(最優秀監督)に選出された実績を持つ。
2017年もアメリカプロ野球リーグのパシフィック・アソシエーション・リーグに所属するソノマ・ストンパーズにて監督を務めた。前年に続き、チームを前期優勝(28勝11敗)に導く手腕を発揮した。前期28勝はフランチャイズ新記録であり、勝率は.718をマークした。後期も他チームと同率首位となる24勝15敗を記録したが、タイブレークの末9月1日に1試合のみのプレーオフを行い、11対8で敗戦。惜しくも2年連続となるシーズン総合優勝を逃す。しかしながら、シーズンを通して52勝26敗(勝率.667)のチームを作り上げた。シーズン52勝はパシフィックアソシエーションリーグにおける新記録となった。
2018年1月にメジャーリーグのミネソタ・ツインズ傘下にてコーチに就任したことを発表する。同球団史上初の日本人指導者となった。
「偉大なるメジャーリーガーたちから学んだ指導法やコーチング」を次世代の野球選手に伝えるために、自らもグランドに立ち続けている。
● エリザベストン・ツインズ(MLB傘下アパラチアンリーグ / コーチ)
● ソノマ・ストンパーズ(米プロ独立リーグ パシフィックアソシエーションリーグ)
● グランドプレーリー・エアホッグス (米プロ独立リーグ アメリカンアソシエーションリーグ)
● スーシティー・エクスプロラーズ (米プロ独立リーグ アメリカンアソシエーションリーグ)
● ブロックトン・ロックス (米プロ独立リーグ キャナムリーグ)
● コチェラバリー・スノーバーズ (カリフォルニア・ウィンターリーグ)
● ビクトリア・シールズ (米プロ独立リーグ ゴールデンベースボールリーグ)
● パームスプリングス・チル (アリゾナ・ウィンターリーグ)
● ジャパン侍ベアーズ (米プロ独立リーグ ゴールデンベースボールリーグ) ※途中退団(戦力外)
● オクレア・キャバリアーズ (米セミプロリーグ)
● カリーナ・レッドソックス (豪サマーリーグ)
● ロンドン・モナークス (カナダプロリーグ)
● ミドルセックス・カウンティ・カレッジ (アメリカ短期大学)
● プレーボール・ベースボール・アカデミー (フロリダ野球学校)
【監督/コーチ歴】
● エリザベストン・ツインズ- 2018年(MLB傘下アパラチアンリーグ / コーチ)
● ソノマ・ストンパーズ- 2017年(米プロ独立リーグ / 監督)
● ソノマ・ストンパーズ- 2016年(米プロ独立リーグ / 監督)
● ソノマ・ストンパーズ- 2015年(米プロ独立リーグ / 監督)
● グランドプレーリー・エアホッグス- 2014年 (米プロ独立リーグ / 1塁コーチ)
● グランドプレーリー・エアホッグス- 2013年 (米プロ独立リーグ / 内野守備コーチ)
● スーシティー・エクスプロラーズ - 2012年 (米プロ独立リーグ/ 1塁コーチ)
● ブロックトン・ロックス - 2011年 (米プロ独立リーグ/ アシスタントコーチ)
● コチェラバリー・スノーバーズ、パームスプリングス・パワーズ、 パームスプリングス・チル - 2010~2016年 (カリフォルニア・ウィンターリーグ/ 監督・コーチ)
● ビクトリア・シールズ - 2009年 (米プロ独立リーグ/ アシスタントコーチ)
● ロンドン・モナークス - 2003年 (カナダプロリーグ/ 1塁コーチ)
【ダレル・エバンス野球歴】
1969-1976: Atlanta Braves(1973オールスターゲーム出場)
1976-1983: San Francisco Giants(1983オールスター出場)
1984-1988: Detroit Tigers (1984ワールドシリーズ制覇、1985アメリカンリーグ ホームラン王獲得)
1988-1989: Atlanta Braves
1970年代から1990年代にかけて21年間メジャーリーグのトップ選手として活躍した往年の名選手である。メジャーリーグ通算414本のホームランを放った実績を誇る強打者であり、 1988年には史上22人目の通算400本塁打を達成している。また、1984年には所属していたデトロイト・タイガースにてワールドシリーズ制覇に大き く貢献した。
現役引退後1990年には、ニューヨーク・ヤンキースの打撃コーチを務めた経歴を持つ。また、1999年にはミルウォーキー・ブルワーズにて2A(マイナーリーグ)の監督を務めた。その後もプロ独立リーグの監督としてキャリアを積み重 ね、2009年はカリフォルニアを中心として運営されるプロ野球であるゴールデン・べースボール・リーグのビクトリア・シールズにて監督を務めた。 2010年は同リーグのセントジョージ・ロードランナーズの監督に就任している。
【ビル・バックナー野球歴】
1969-1976: Los Angeles Dodgers
1977-1984: Chicago Cubs (1980 ナショナルリーグ首位打者獲得,1981オールスター出場)
1984-1987: Boston Redsox
1987-1988: California Angels
1988-1989: Kansas City Royals
1990: Boston Redsox
ロスアンゼルス・ドジャースから 1969 年に19歳の若さでメジャーデビューを果たし、その後1990年にボストン・レッドソックスにて40歳で引退するまでメジャー通算22年間プレーをした往年の名選手である。シカゴカブス時代の1980年にはナ・リーグ首位打者を獲得し、翌年1981年にはオールスターゲームにも選出された経歴を誇る。
1986年に行われたニューヨー ク・メッツとのワールドシリーズの第6戦でエラーをしたことばかりが取り上げられ最も過小評価をされている選手の一人でもあるが、メジャー通算22年間プレーし、2715安打、498二塁打、1208打点を記録し、生涯打率は.298となっている。2011年シーズンはアメリカのプロ野球独立リーグの1 つであるキャナムリーグのブロックトン・ロックスにて監督として手腕を発揮し、チームをプレーオフ出場に導いている。
【ウィリー・ウィルソン野球歴】
※写真は2003年シーズンのロンドン・モナークス時代です。
1976-1990: Kansas City Royals
1991-1992: Oakland Athletics
1993-1994: Chicago Cubs
1970年代後半から1980年代前半にかけてのジョージ・ブレットとともにカンザスシティー・ロイヤルズの黄金期を支えた球団史上最高のスピードスター。通算668盗塁はメジャーリーグ歴代12位。ロイヤルズ在籍時の通算612盗塁は球団記録。1979年に83盗塁で盗塁王を獲得した。詳しくは以下をご確認下さい。
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