
相変わらず日々やることに追われています。なかなかタイミングの問題もありご報告ができていませんでしたが、お気づきの皆様もいるかとは思いますが、四国アイランドリーグPlusのCEOである鍵山誠社長に多大なるご理解・ご協力を頂き、今回8人の外国人選手を四国アイランドリーグPlus公認のリーグプロジェクトとして入団させて頂きました。(本当に去年は忙しくて大変でした。。。)また、これに伴い僕は今まで個人で行ってきた仕事を更に発展させるために株式会社BMI(ベースボールマネージメントインターナショナル→http://bmi-2006.com/)というスポーツマネージメント会社を登記しました。
アメリカのプロ野球独立リーグで現場に出ているコーチが経営采配?と思われたり、二足、三足のわらじをはいているおまえに何ができるのか?一体お前は何をやりたいんだ?などなどお叱りや、疑問を持たれる方も多いと思いますが、そのような感情を持って下さる方々が一人でも多くいるのなら僕のやりたいことは既に少しですが達成されたということになります。
海外に長い間出ることでこれまでにいろんな経験、体験を積み重ねて来ました。そして我が愛すべき母国である日本球界を何の個人的な力を持たない僕が自分なりに見て感じることがたくさんありました。以前も一度この個人的なブログで書きましたが日本球界には‘‘野球バカ‘‘という言葉があります。この言葉がマイナスの意味で使われる場合、それは野球だけしかやってこなかったことで社会性がないので社会人としては・・・・という意味になると思います。
僕もこれまで個人で色んな選手たちと接する中でいつもそのことを疑問に思っていました。野球に才能があっても本当にそれ以外の世界のこと、社会(経済主義社会)のビジネスマナー、ルールを知らない子たちが多いなと感じることが多々ありました。そしてとても恥ずかしいことですが、ここで偉そうに書いている僕個人も現役でプレーしていた当時というのは恐ろしいほどに社会性が欠落している人間であり、選手でもありました。(※一度現役を引退しておよそ3年間サラリーマンをこなし、09年に復帰をしましたが、僕には幸運にもこの間に社会性・ビジネスマナーを教えて下さる企業の代表取締役の方々がいました。そしてたくさんのことを勉強させて頂きましたので少しは良くなってきてると思いますが・・・・)
僕自身色々と足りない頭を使ってこのことを長い間考えてきましたが、個人だけの問題では解決ができないことだと感じていました。皆さんもご存じのように日本の野球界にはまだこの産業に付随する社会でしっかりと認知されている雇用が圧倒的に少ないのです。つまり産業化されていないのです。ですからそこには当然システマチックなビジネススキームもありませんし、システマチックなビジネススキームがなければ、そこにしっかりとした雇用がないので働いている人間(社会性)が育ちにくくなります。
ですから僕の残り人生をかけて行っていく使命・仕事はこの産業において新しい雇用(価値観と可能性)とシステマチックなビジネススキームを一つでも多く創り出していくことだと思っています。日本球界は世界レベルの物差しで見ればまだまだ色々と遅れている部分があるのは誰もが知りえる事実です。そしてそこにおける価値観が単一的なことが多いことも皆さんご存じのことだと思います。日本の野球選手・野球人はこうでないといけない!!という価値観に縛られるだけではこれからの時代において未来に続く若い世代により多くの可能性とチャンスを産み落とせないので、僕はとことん自分のアウトローな野球人生(日本球界の価値観から見れば・・・)を利用してその価値観に振り幅が出せるように今後もチャレンジして行きたいと思っています。
プロ野球選手=日本プロ野球だけではないし、独立リーガー=オフはバイトだけするとか、野球選手は野球だけやってろ!!とか、色々と疑ってみたいと思います。何かにおいてプロと呼ばれる人間は得てして多彩な才能を持ち合わせていることが多いはずです。僕は独立リーガーが年収が足りないからとシーズンオフに会社経営をしても良いと思うし、マルチなタレントを発揮する野球人が多い方が良いと思っています。アジア・ヨーロッパ、アメリカ、南米などでプロ野球選手としてプレーしていくのも当然ありだと思いますし、日本人指導者が日本のプロでコーチ・監督の仕事に恵まれないからと世界各地のプロリーグなどで当たり前のようにお金を頂いて仕事をしている様子があった方が今後のためには良いと思っています。
価値観に振り幅を出して行くことは野球界という産業における社会的に確立された雇用を生み出すことにもつながるはずですからこの辺のチャレンジを良いことも、そうでないことも楽しみながら行っていけたらと思います。新しい価値観を創造することが僕にとっては人生を生きることであり、仕事です。現場に出ながらの野球におけるコーディネーター、コンサルティング・マネージメント、選手価値のブランディング、個人レッスン、アカデミー運営などはまだまだ新しい概念でありますが、健全な資本バランスを探して、それを回して皆がWin-Win-Winになっていけるように更に努力を重ねるのみです。
実はまだまだここでは表現しきれていない目標や夢が僕にはたくさんあります。それらの一つ一つをしかるべきタイミングをみて具現化してこの世界と社会に表現していけるように今後も活動を続けて行きますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。現在の僕個人の究極の目標・夢は皆さんもお気づきのようにアメリカプロ野球リーグにおいて日本人としてコーチ・監督の立場を確立して行くことです。この挑戦が10年後の若い世代の可能性になるように今はやれるところまで扉を一つでも多く開いて行きたいと思います!!
また話しが変わりますが今年も‘‘野球狂の会‘‘としてチャリティーマッチを2回開催したいと思っています。関西と関東でできれば1回づつの開催を目指してただ今調整をはかっていますので、お近くの方は是非試合観戦に足を運んで頂けたら幸いです。東北から頂いたお手紙にはまだまだ厳しい現実があることがつづられていました。僕らには力が全然ないけれど、心意気と情熱を持って何かできること一つ!!、We Are (B)all One!! を継続して行けたらと思っています。
そして最後になりますが、今回四国アイランドリーグPLusに外国人選手を入団させるプロジェクトを提案させて頂いた時に、ご協力を頂いた大先輩である根鈴雄次選手(さん)、また右も左も全く分からない僕に対して多大なるご協力・ご理解を示して頂いた四国アイランドリーグPLusの鍵山社長を始めとする、このプロジェクトにご協力を頂いた全ての球団代表様、職員の皆様に大変失礼かとは思いますが、この場をもって重ね重ねお礼を申し上げます。皆様のご理解・ご協力のおかげでスタートラインに立てました。もちろん結果が出なくては何の意味もなくなりますが、今後も継続してこのプロジェクトをプッシュして行けたらと思います。
それでは皆さん今後もどうぞよろしくお願いします!!
※詳しくは次回のブログでこのプロジェクトの持つ意味を説明させて頂きます。
We are baseballers!! 野球は世界の合い言葉!!
それでは最後に僕の好きな言葉を一つ・・・・(^_-)
常に何かを聞き、常に何かを考え、常に何かを学ぶ。これが人生の真の生き方である by A・ヘルプス(作家)
Respectfully
Yoshi(三好貴士)
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