ご報告が遅れましたが、2013年度カリフォルニア・ウィンターリーグが無事に終了しました。まずは安田裕希選手の2年連続契約。そして今もう1名の選手の契約交渉が行われています。何とか彼のチームが決まって欲しい気持ちでいっぱいです。日本では色々と紆余曲折があったようですが・・・僕が彼に伝えたいこと。‘‘人は時にミスや過ちを犯す‘‘ということです。でもこれは当然僕も含めてなんですが、何か失敗をしてしまったと感じる時に、一番重要なことは‘‘次にどう力強く立ち上がるか?‘‘なんです。
日本では彼の未熟な部分から野球がプレーできる環境がなくなってしまったと聴いていましたが、彼自身に失敗を次に活かし、学ぶ力を生み出させることがとても重要なことだと信じています。簡単におまえはダメなやつだから次のチャンスがないでは若い選手たちは育たないと思います。長所と短所は表裏一体ですから、彼のまず良い部分を精一杯に僕は認めます。その上でこの点はこうする方法もあるとアプローチします。
当然強制的に言うことを聴かせられないので、いつも選手が聴くわけではないですが、心をノックしてそれが彼に響くように心がけています。※火と言葉はある意味ではとても似ているのです。火は使い方が上手ければおいしい料理を作ることもできるし、寒い時に人はそれで暖をとることもできます。でも一つ間違えると民家など全てを燃やしつくしてしまい人に害を与える可能性もあります。僕は言葉もそれと同じだと思っています。
今回のウィンターリーグでも彼以外にも同じことを繰り返して周りからの期待を失ってしまう選手がいました。その選手は3回目のウィンターリーグ。でも同じことを繰り返してしまいます。そして何かが起きた時にすぐに人のせいにしてしまいます。いまだに彼は殻を破れません。でもそんな選手をあなたが指導者の立場にいた時にどうするでしょうか?もうダメだとあきらめるでしょうか?僕は彼自身が自分の可能性をあきらめなければ、あきらめないで彼を信じて待っています。
僕は彼に大人として昨年約束したことを破ったということに責任をとるように伝えました。できれば彼が野球に関わる間に今の自分の課題に気付き行動を起こしてくれたらと願っています。
最後になりますが・・・・本当にこのリーグではいつも勉強させて頂くことばかりです。今年も素晴らしい監督・コーチ陣の中でたくさんBaseballを学びEnjoyしました。結局のところ人生も野球も楽しんだもの勝ちですね!! Let`s play ball and have a fun with it!! てな感じで皆さん今後もよろしくお願いします(^_-)
※コーチングの語源は「COACH」=「乗り合い馬車」からきています。すなわち、[大切な人を、現在その人のいるところから、その人が望むところまで安全に送り届ける]という意味です。
We are baseballers!! 野球は世界の合い言葉!!
人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ。時によっては、信じきっていた人々に裏切られることもある。そんなとき、自分自身が強い楯であり、味方であることが、絶望を克服できる唯一の道なのだ。 by手塚治虫
Respectfully
Yoshi(三好貴士)
ps.ロジャー・クレメンス(写真下)氏のスピーチ本当に刺激的でした!!なぜメジャーリーグであれだけ投げ続けることができたのか?を感じることができる素晴らしく熱のあるスピーチでしたね。
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