とうとう2015年シーズンも終わってしまいました。シーズン後も球団関係者の方々、地元スポンサー様へのご挨拶等でドタバタしていました。書きたいことは山ほどあるのですが、1つ言えることは僕はもう次のステージへ向けて動き始めています。1つの物語の終わりは結局のところ始まりでしかありません。良かったことも、そう感じることができなかった結果も全て受け止めて、飲み込んで自分の力に変えて前に進んで行くのみです。目指したゴールは遥かかなたにあります。
今の僕には休息をとる時間もないし、取る必要もないと思っています。残念ながらソノマ・ストンパーズに球団初となるリーグチャンピオンの座を持ち帰ることができませんでした。7月11日に監督に就任してから13勝5敗と勝ち越して調子の良かったチームは8月に入り、10勝16敗と大きく負け越しました。
主力選手4人の昇格、また現役を途中で引退する主軸選手(学校に戻るためです)が抜けてから、ルーキーの加入で最後はもともといたレギュラー選手がラインナップに2人しかいないという状態でした。これこそがアメリカベースボールの流動性です。こんな中で勝てなかったのは間違いなくタクトを振るった自分の力のなさであり、また来年に選手獲得における課題も明確に見つかりました。最終戦となったプレーオフも4対3で一歩及ばすでしたが、経験のあるチームとそれを持たないチームの間にあった差は点差以上に大きなものでしたが、僕らは全ての力を出し切り、全力で戦い負けたので、この敗戦には何の後悔もありません。
僕自身監督としてもできるだけのカードをきって戦いきったので、試合後は悔しさよりもすがすがしさが残りました。今シーズン一番熱い試合で、一番ソノマのファンのサポートと思いを感じることができました。あの瞬間僕はこの地球上で間違いなく一番幸せな監督だったと思っています。
小さな街にあるおらが街のプロ野球球団であるソノマ・ストンパーズにこれだけ喜び、涙し、サポートをして下さるファンの方々、スポンサーの方々がいたことが僕らには何よりの誇りでした。あの日アウェーにも関わらずBall Parkに駆けつけて下さった全ての皆様に今一度この場を持ってお礼を申し上げます。本当にどうもありがとうございました。アウェーのはずの場所がまるでホームのように感じることができた特別な空間でした。
今シーズンは過去5年間僕がアメリカで学んできた知識やつかえた監督さんから学ばせて頂いた全てのことをチームには伝え続け、僕自身も出し切ったと言える年でした。ただそれでも当然ですが、足りないものがたくさんありました。その足りなかったものを埋めるための戦いがプレーオフの敗戦の翌日に始まったということです。ベースボールの奥深さは関われば関わるほど増すばかりです。また毎年いつも強く感じるのですが、これまで以上にこのゲームが僕はまた好きになりました。そして今もこの瞬間もベースボールのことばかりを考えて‘‘夢中‘‘になっている自分がいます。
契約社会なので、来年も現時点で僕がユニフォームを着てグランドに立てる保証はどこにもないのですが、それを実現できるように1日、1時間、1分、1秒の質を高めて、更に成長をした姿でグランドに戻ってこれたらと強く思っている自分が今ここにいます。今シーズンを日本から温かい言葉、また声援を送って下さった全てのストンパーズファンの皆様、また僕のOfficial Facebook Pageからコメント、サポートをして下さった全ての皆様にこの場をお借りして再度お礼を申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。また来年もユニフォームを着ることができるように、また野球界に少しでも貢献ができるような人材になれるようにKOREKARAも精進して行きたいと思います。※最後に写真を何点か・・・。
プレーオフ最後の試合前にMeetingをしました。
今年誰よりもチームを救ってくれたベストピッチャーの1人であるショーンとマウンドで・・・・
正捕手のアイザックが抜けた後に僕の厳しい要求に応えてくれたパーカーとルーキーのマークです。
9回裏にサヨナラ負けとなり僕らのシーズンは終わりましたが、選手たちは本当に良くやってくれました。こんな選手たちとともに過ごしたシーズンは全ての瞬間が僕には宝物になりました。
We are Baseballers!! 野球は世界の合い言葉!!
それでは最後に僕の好きな言葉を一つ・・・・(^_-)
ほんとうに正しいことのために戦ったのなら、負けても恥じることはない。by キャサリン・アン・ポーター
Respectfully
Yoshi (三好 貴士)
【(株)ベースボールマネージメントインターナショナルWebsiteはこちらをクリック】
【~We Are Baseballers!! チャンネル~(You tube) 海外野球リーグの様子はこちらをクリック】
【カリフォルニア・ウィンターリーグ公式日本語サイトはこちらをクリック】
【カリフォルニア・ウィンターリーグ公式you tube チャンネルはこちらをクリック】
Copyright (C) taka-miyoshi26.com All rights reserved.